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CPOとは?
C.P.O.シャツとは「Chief Petiy Officer」(アメリカ海軍上級下士官)の略です。ミリタリーウェアということですね。
上級下士官は幹部ではなくベテラン軍人さんみたいな感じですかね。
ディテール
素材
厚手のメルトン生地(簡単にいうとウールです。メルトンウールと混紡ウールがある。)が一般的です。
ディテールはシャツカラーで、厚手の大きなシャツでジャケットとシャツの間のような存在です。
ボタン
アンカー柄(イカリ柄)が入っており通常のシャツボタンより少し大きめのボタンが付いています。この辺りもアメリカ海軍のミリタリーウェアということでしょう。
ポケット
胸には大きなフラップアンドパッチポケット(フラップ付きの貼りつきポケットのこと)が片ポケット、両ポケットのどちらもあります。
カラー
色は海軍が着用していた事もありネイビーが基本です。ネイビーと言っても、黒に近いネイビーなので見方によっては黒に見える事も。
また現在は様々なカラーが展開されています。無地だけではなくチェック柄などもあり豊富な種類になっています。種類が豊富になり色々なC.P.O.シャツが世に出回っていますのでC.P.O.シャツの定義にかなりのばらつきがあります。
様々スタイルが存在する。
軍納入メーカーは軍用に納入していたもの以外にコマーシャルモデル(民間用)として市場にも販売していたので様々なディテールのものがあります。
一重のもの、裏地付き、薄手の中綿キルティング裏地付きなどディテールにバリエーションがあります。
CPOシャツとCPOジャケット
「CPOシャツ」という人と「CPOジャケット」と呼ぶ人がいますがどっちが正解なのと思う人もいると思います。
実は、どっちも正解です。ディテールだけでみたらシャツなんですが、ジャケットとしても着用できるのでこういう呼び方になったのかなと思います。
コーディネイト
CPOジャケットは基本のコーディネイトは大きめを選ぶ事です。シャツサイズではなく、ジャケットとして着るようにサイズを選びましょう。
C.P.O.シャツの着こなしとしてはパンツをゆったり目(特にお尻、モモ部分)に着用すると野暮ったくならずまとまって見えます。
細めのパンツだとC P.O.シャツ自体が厚手で少しボリュームがあるので上半身が大きく見えがちです。
チェック柄C.P.O.シャツ
出典:https://wear.jp/item/42001418/
色が濃い大きいチェック柄のC.P.O.シャツ。
太いパンツを履くことで上半身が大きく見えることを抑えています。
全体的に少しオーバーサイズでの着こなし。
無骨な男らしい着こなしです。
無地C.P.O.シャツ
出典:https://wear.jp/kitsunesan/15892692/
茶色のC.P.O.シャツに茶色のマフラー、赤のインナー。パンツも茶系で全身が茶系でまとまっています。
パンツはタックも入っておりお尻周りがゆったりしています。
裾元にテーパードになっていて野暮ったくならずスッキリした印象です。
まとめ
シャツとしてもジャケットしても着ることできるので1着持っていれば重宝します。