ブーツってかっこいいですよね。夏場は少し暑苦しく感じますが、冬場は防寒性もあり重宝します。
ブーツの種類にもよりますが、紐で結んで履くタイプのブーツの脱ぎ履きが煩わしい時は多々ありますよね。
そんな煩わしさを少しでも解消できるように紹介します。
目次
問題のブーツ
ハイカットの編み上げのブーツ。このタイプのブーツは種類も多く、ブーツの代表的なタイプです。
ブーツにも多数のタイプが存在します。エンジニアブーツはハイカットだけど編み上げではないので脱ぎ履きに煩わしさは感じません。
ブーツの脱ぎ履きの問題
ブーツの中で問題になるのはハイカットの編み上げブーツです。
ブーツに限らずハイカットで編み上げの靴は脱ぎ履きが面倒くさいです。
脱ぎ履きをしやすくするために緩めに紐を結んでしまうとフィット感がなく怪我の原因にもなってしまいます。
結び方の種類
代表的な結び方は4つです。
紐が緩みにくい結び方です。ファーマルな場面で多く見られる結び方です。
見た目はシングルとよく似ています。シングルよりも紐を緩めやすく、靴を脱ぎやすい結び方です。
スニーカーなどカジュアルなシーンによく使われる結び方です。相手から見た時にV字になります。他の結び方に比べて緩みにくい結び方です。
カジュアルなシーンによく使われる結び方です。相手から見た時に逆V字になります。緩めやすいので、ブーツやハイカットに多い結び方です。
靴紐の種類
・丸紐
ファーマルなどドレッシーな靴に採用されことが多い。
・平紐
カジュアルな靴に採用されることが多い。
・革紐
ワークブーツに採用されことが多い。
・ガス紐
紐の表面をガスの火であぶった靴紐です。スタンダードな靴紐で値段がやすくどこでも購入することができます。
・ロウ引き
紐の表面が牢に覆われている靴紐です。高い耐久性と光沢があり、長持ちすることが特徴です。
・網み紐
複数の紐を編み込むようにして作られている靴紐です。カジュアルな雰囲気で、優れた伸縮性を持っており変化にもしっかり対応してくれます。
シューレースサイズ早見表(目安)
長さ 靴の穴数
55cm 2~3穴
65cm 3~4穴
75cm 4~5穴
90cm 5~6穴
120cm 6~7穴
150cm 8~9穴
180cm 10~11穴
200cm 12~13穴
おすすめ結び方
ドクターマーチンやトリッカーズのウイングチップなんかはパラレルで紐を結んでいることが多いですね。
ワークブーツのレッドウイングやホワイツなんかはアンダーラップで紐を結んでいることが多いです。
パラレルもアンダーラップも紐を緩めやすいことが特徴です。やはり脱ぎやすさが重要視されていることがわかります。
大体の場合はハイカットになる場合は靴紐を通す穴が6ホール、7ホールぐらいからになります。
おすすめブーツ
レッドウイング ベックマン”フラットボックス”
7ホールで上から3つがフックになっているタイプです。脱ぎ履きがしやすい作りになっています。
フラットボックスなので爪先に芯が入っていないので履いているうちに爪先が少し沈んできます。
爪先が沈むことによってボリュームが減りよりドレッシーな印象になります。
ホワイツ セミドレス
6ホールで上から2つめがフックになっています。
ホワイツは完成しているもの以外はカスタムオーダーができるのでホールとフックの変更はできます。
セミドレスと言うだけあってワークブーツですがドレッシーな印象です。キレイめのスタイルにも合います。
まとめ
・ハイカットのブーツにはパラレル、アンダーラップがおすすめ。
・シューホールの上部はフックの方が脱ぎ履きしやすい。
ブーツの脱ぎ履きは本当に大変です。急いでいる時なんかは特に煩わしさを感じます。
最後に1つの選択肢として、「あきらめる」。ブーツって無骨で男っぽくてかっこいいですよね。でも面倒臭いものなんですよ。その面倒臭さも含めてブーツだと、かっこいいものだと割り切ってみるのもおすすめです。